2012年 12月 20日
来年もよろしくな、コーディー!
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ぼくの記憶に始めて犬が登場するのは、小学校にあがるかあがらないかの頃。ギンと言う名の秋田犬(♀)が、初めてのペット。確かおやじが知り合いのブリーダーから、貰って来たとか言っていたような記憶が。でも子犬の頃の記憶がないので、成犬になってからゆずりうけたのかもしれない。当時のぼくがその背中に十分乗れるほどの、大きな犬だった。当時では珍しく血統書付きの、犬だった。ちなみにギンは、おなんの子。なんだけれど気性の激しい犬で、おやじが散歩をしていた時、他の犬と喧嘩して噛み殺したとか大けがをさせたとかそんなことを聞いたことがある。もし本当だとしたらうちのおやじは、とんでもない飼い主だったってことになる。(どうやら喧嘩は何度かあったようだけれど、噛み殺したリってくだりは事実ではないようで、ほっとしている)すくすくと育ったギンは大の大人でも引きずられるほどの力を持つようになり、散歩もままならなくなった。そんなことをおやじがあちこちで話していると、以前からギンを気にいっていたおやじの友人が是非譲ってほしいと申し出て来て、結局その人のもとへとギンはもらわれて行った。

情操教育に良いとどこで聞かされたのか、次におやじが犬を買おうと言い出したのはぼくが小学5年生の時。こんどはおとなしい犬が良いってことで、チャウチャウが我が家にやって来た。ライオンのたてがみのような毛に顔が覆われていたので、レオと名付けた。そうジャングル大帝レオから、頂いた名前である。レオはギンとは違ってとても穏やかな性格で、無駄吠えもほとんどなかった。チャウチャウにしては顔がグシュとつぶれた感じがなく、べっぴんさんだった。レオは子犬の時にやって来たので、小さいときはよく遊んだ。愛くるしくてかわいいパピー時代だったけれど、チャウチャウって立派な大型犬なんですよね。成犬になると、かなりの体格になっていた。何度か、子供も生んだ。そのレオが、ぼくが大学3回生だったか4回生だったかの年の大晦日に老衰で死んだ。『正月にかからんように逝ってしまうとは、最後まで手のかからんおりこうさんやったな』おやじの言葉を、鮮明に覚えている。毎年この時期になると、レオのことを思い出す。

次男坊の『犬が飼いたい』の一言で我が家にやって来たコーディー。コーディーもそろそろ、老犬の域に入りつつある。いつかは別れがくるのは判っているけれど、出来ればすこしでも長く同じ時間を過ごして行きたいって思う。コーディーとともに迎える正月も、10回を数えるまでになった。たかが犬、されど犬。ぼくたち家族にとって、とても大きな存在になっている。


# by nishan-cordy | 2012-12-20 22:00 | with cordy | Comments(0)
2012年 12月 19日
音楽のある環境
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ぼくの職場には、音楽が流れている。というか職権乱用で、ぼくの趣味の音楽を流している。(笑)今はもう使っていない古いPCにインストールしてある、iTunesとかradikoが主な音源。iTunesでもラジオって項目があって、インターネットでストリーム配信される多様なジャンルのラジオ局にアクセスできる。これがとっても便利。もちろんradikoでも放送を聞けるんだけれど、日本語の放送だとどうしてもDJの話に聴き入ってしまう。その点iTunesのそれは、音楽をメインで流す欧米系の放送局が多いのでBGMとしてとても重宝している。時々DJの話が入ることもあるけれど、英語なのでなにを言ってるのか判らないし、それはそれでBGMとして成立しちゃう。とにかく、なかなかの優れもの。そこでふと思うのが、有線放送。以前は飲食店などのBGMには、決まって有線が使われていた。ここで言う有線とは、USEN(旧大阪有線放送社)のこと。そう電柱を無断で使用して事業を拡大したことでも有名な、あの有線のことである。今でも飲食店とか散髪屋(ぼくが子供の頃、散髪屋には演歌が流れていた)では、有線が流れているのかな?


# by nishan-cordy | 2012-12-19 22:50 | 日々雑感 | Comments(0)
2012年 12月 18日
飴と鞭
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iPhoneを使って2年目で、Macbook Airを買った。未だに慣れない操作で戸惑うこともあるけれど、『Steve Jobs』と言う本を読んで初めて彼に興味を持って、どんな奴だったのかをもっと知りたいと思たのがMacに宗旨替えした大きな理由である。本にも書かれているようになかなかの変人のようで、彼にいじめられる日々が続いている。でも時『Thank you、Steve!』って感動させられることもあって、なかなか彼から離れない。(笑)そんな『やるな、スティーブ!』って感じる一つに、iPhoneとの連携がある。

ぼくは頂いた名刺は、飛び込み訪問の営業マンであっても、すべてiPhoneにデーターを入力して管理している。袖すり合うもなんとやらってことで、これも何かのご縁かなって・・・。ぼくの管理法は、至ってシンプル。名刺管理ソフトではなく、普通の連絡先管理アプリを使っている。いや、本当は最初からiPhoneについている連絡先でも十分なんだけれど、ぼくが使いだした頃は連絡先をグループに分けて管理が出来なかったので、それが出来る有料のアプリを使うようになっただけの話。管理方法は、名刺のデーター(会社名、氏名、住所、肩書、telなど)をひたすら手入力。最後に、名刺を写真に撮って入力。名刺の管理とまでは、言えないないのかもしれない。まっとにかく入力すると、そのデーターがiCloudってところでバックアップされて(そのように設定してある)、Macbook Airの連絡先に反映するのである。それだけならさもありなんなんだけれど、例えばメールを送ろうと思ったとする。宛先の欄に名前を入力すると、iPhoenに入力した新しい人のアドレスが表示されるのである。そう、今までなら携帯電話のアドレス帳に入力していても、再度PCのアドレス帳に入力しなければならなかった。その作業がいらないのは、とっても便利!アンドロイドとウィンドウズPCでも、同じようなことが出来るのかな?よく知らないんだけれど、こんなことされるとiPhoneとMacのコンビを解消しようと言う気にはならない。なかなかうまいことやりますね、appleは。まっ、使う人にとって便利になるんだったら、それに越したことはない。まるで、飴と鞭で手なずけられているようだ。

# by nishan-cordy | 2012-12-18 22:46 | Mac | Comments(0)
2012年 12月 16日
選挙について
この国の、行方を決める選挙が行われた。ぼくも、自分意見を投じて来た。今では有権者として選挙に関わっているけれど、その昔候補者として自らの考えを訴えたことがある。

小学生の時、児童会の役員に立候補したことがある。児童会の役員の任期は半年。前期と後期の年2回、選挙で役員を決めていた。6年生の前期だったか5年生の後期だったか記憶が定かじゃないけれど、ぼくは会長に立候補した。その時、ぼくを含め3名が立候補していて、体育館で5年生以上を集めて立会演説会が行われた。児童会の選挙権は、高学年にのみ与えられていたのである。壇上に上がって、『当選の暁には、ぼくは○○をします』なんて公約を述べた。結果、ぼくは落選した。当選した人はぼくよりも人気者だったので、仕方が無いかなって思っていた。元来目立ちたがりやと言うか、変な正義感が強いと言うか、やっぱり児童会で仕事がしたいなってその後も思っていた。次に立候補したのは、中学の時。生徒会の書記に、立候補した。会長に立候補したのがどこの学校でも一人はいる、学業もスポーツも飛び抜けて出来る『できすぎ君』 ぼくの親しい友人でもあったので、彼との勝負をさけて(勝負にならないので、逃げたと言った方が正しいかも・・・笑)、書記に立候補したのである。今度は無事当選し、当然当選したできすぎ君の友人と一緒に、いろいろなことを生徒会でやった。この時の経験があるので、人前でそれも大人数の前で話をすることが苦にならなくなった。書記は男子と女子の2名体制で、女子の書記の子がとっても勉強のできる子だったこともあって、面白いようにいろんなことが出来た。特に印象に残っているのが、ずいぶん長い間発行されていなかった学校新聞の復活。学校新聞とは、生徒会の書記が発行し1年生から3年生の各クラスに掲示するもの。なので内容を決めるのが、とても難しい。1年生でも理解できて、3年生が読んでも興味深いものでないといけない。それを毎月、発行するのが結構大変だった。でも女子の書記の子がいろいろな引き出しを持ってくれていたので、なんとか続けることが出来た。ぼくの人生での立候補歴は、ここで終了。高校に入ってからは生徒会に全く興味を持たなくなって、むしろそれに背を向けておもしろおかしく遊んでいた。だからといって生徒会の役員と対立していたわけじゃなく、彼らのことはちゃんと認めていたし尊敬もしていた。きっと、そんなお年頃だったんだろう。これから先、おそらく立候補することはもうないだろう。でも小さくてもリーダーとして組織を預かっている以上、メンバーがぼくに投票してくれるよう、しっかりとビジョンを掲げ、言動が一致しているのか自ら襟を正して行かないとと思う。お偉い政治家の先生方を、反面教師とさせて頂きながら・・・。


# by nishan-cordy | 2012-12-16 22:48 | 日々雑感 | Comments(0)
2012年 12月 15日
写真について
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MacBook Airに宗旨替えして、まだまだ戸惑う日々が続いている。でも友人がアドバイスしてくれた通り、使っているうちに新しい発見や驚きがあって、それはそれで楽しいなって思えるようになって来た。最近時間のある時にiPhotoをあけて、以前のPCから移してきた写真を整理している。iPhotoとは、Macにはじめから入っている写真管理ソフト。
どうやらMacはフォルダーで管理すると言う概念が無いか、あっても希薄なようで、フォルダーで管理することに慣れているぼくにはこの点がとっても戸惑った。とにかくPCに写真を放り込んで、あとは検索って感じのようだ。そこで検索しやすいようにキーワードを設定する方が便利だろうと、時間のある時に昔の写真にキーワードを設定している。

昔の写真(といっても2003年くらいからなんだけれど)を見ていると、その時の自分の気持ちやその時の状況がよみがえってくる。特によみがえるのが、不思議とピンチの時のこと。それなりに、人並みに、いろいろと経験して来た。時には『やべ〜』ってこともあったし、『どないしょ・・・』なんてことや、寝付けない夜を過ごしたことも。そんな時、ぼくを救ってくれたのがカメラ。仕事の帰りに何を撮ろうと言うわけじゃないけれど、助手席に愛用のデジカメを置く。それだけで、何か絵になるシーンはないかなって気持ちで街を見渡しながら、車を運転することになる。するとピンチに陥っていたぼくの心の視界が広がっていって、ついには『たいしたこと、ないんじゃないの?何とかなるんじゃないの?』って気持ちになれる。そんな時に撮ったなんてことはない街の風景や、空に浮かぶ雲や、ビルのネオンがとっても懐かしく思える。ぼくは写真を勉強したわけでもないし、美的感覚は今ひとつなので、本当にごく普通のスナップ写真。それでもぼくにとってはロバート・キャパに負けないほど、心に迫る写真たちだ。



# by nishan-cordy | 2012-12-15 22:44 | 日々雑感 | Comments(0)