修行が足りない

神戸の若社長が、会社までやって来てくれた。いつもならスタッフさんが商品の引き取りに来てくれるんだけれど、台風の影響で開店休業な今朝、専務と二人で大阪までやって来てくれたのである。ぼくよりもひと回り以上歳が離れてる若社長とは、年に数回会って話をする間柄。彼も悩み多き親方で、何故かぼくと話をするのを愉しみにしてくれている。ぼくの話が示唆に富んでいるからという訳ではなく、数多くやらかして来たぼくを反面教師にしてくれているようだ（笑）。だから、彼と話をする時、ぼくはいつになく肩に力が入ってしまう。何か良いことを言わなくっちゃとか、少しでも彼のお役に立たなければと、過度に意識してしまうのである。

さて、今朝の彼との会話。じっくりと話を聞いて、ほんの少しの気付きやヒントをプレゼント出来ればいい。なのに、少し話を聞いただけで、数多くのアドバイスを無理やり与えてしまった。多分、そんなありがた迷惑なアドバイスの中には、的外れなものも多数含まれていただろう。オーバー還暦なオヤジが、いつまでたっても成長出来ずにいると、彼が帰った後激しく凹んだ。悔やんでも、もうどうしようもない。今朝の失敗を繰り返さないように、努める以外ない。まだまだ、修行が足りないな・・・。こんっ、ばかちんが！（爆）