nicoの爪切り

Mamaとnicoのバトルが始まった。爪切りである。

GS & GDが近々我が家にやってくるので、万一に備えてニコの爪を切っておこうという訳である。これが、なかなか上手くいかない。

Mamaがニコを押さえ込んで抱き上げ、その懐にホールドする。そして肉球をそっと押して爪を引き出す。で、ネコ用の爪切りで切っていくんだけれど、ニコがじっとしてくれない。非協力的極まりない態度で応戦する。相手がそう出てくると、Mamaもギアをもう１段階上げて粛々と爪切り作業に。でもニコの執拗な抵抗にあって、右前脚だけでしばし休戦へ。しばらく冷却期間をとって、バトル再開。ここまでくると観念するのかと思いきや、ニコはそんなやわな根性じゃないようで必死で抵抗する。

何がそんなに嫌なんだろう？自分の武器をもぎ取られるって感覚に、なるんだろうか？Mamaも後脚の爪で太ももを刺されて流血というダメージを受けたものも、なんとか前脚両方の爪切り完了。ぼくには、とても出来ない作業だ。絶対無理と、キッパリ言える！（笑）

爪切りバトルが終わって、ニコはいそいそと玄関へ。どうやら、外に出たいようだ。玄関の扉を開いてあげると、蒸し暑い玄関先へと出ていった。ぼくも久しぶりにそんなニコを追ってカメラを持って玄関先に。
随分長い間、こな風にニコにカメラを向けていなかった。ジムやゴル練、それに日課のウォーキングと夢中になっていて、日常の風景を見過ごしていたってことに気付いた。もちろんジムも大切だし、ゴルフだってもう少し上手になりたい。でも、それ以外にもぼくの人生がある。そんな大切なことを、ニコから教わった。