九十歳。何がめでたい

お出かけするには、どうも芳しく無い天気予報。ってことで、映画を観にいくことにした。

90歳の女優さんが、どんな立ち居振る舞いをされるんだろう？ 90歳って、どんな世界なんだろう？ 少々興味があったので、この映画を選んだ。

草笛光子さんの凜としたお姿に感動し、ますます歳を重ねるのが楽しく思えてきた。ぼくが印象に残ったのは、唐沢寿明さん。とてもいい役者さんだと思ったし、もっと評価されてもいいんじゃないかなと感じた。ぼくが知らないだけで、もう十分評価されているのかもしれないけれどね。

映画が終わって、原作をぜひ読んでみたいなと思って同じショッピングモールにある本屋さんへ。同じような考えの人が多いのか、文庫本しか在庫がなかった。文庫本は字が小さくて読みづらいのでパス。その代わりといっちゃなんだけれど、『98歳。戦いやまず日は暮れず』を購入。暫くは、佐藤愛子さんの作品にとっぷり浸かりそうだ。

九十歳。何がめでたい