2023年 09月 18日
![]() 輪違屋を後にして、次に向かったのが角屋。 島原開設当初から連綿と建物・家督を維持し続け、江戸期の饗宴・もてなしの文化の場である揚屋建築の唯一の遺構として、昭和27年(1952)に国の重要文化財に指定されました。(角屋おもてなしの文化美術館パンフレットより) まず驚いたのが、その規模。庭も含め、広大な敷地に機能的に配された座敷、台所、玄関。その全てが、美しく機能美に満ちていた。特に興味深かったのは、裏方さん達がテキパキと仕事をしたであろう台所。動線に無駄が無く、非常に機能的であって、それでいて佇まいが美しい。 そして角屋でも、秀逸なデザインに目を奪われた。本当に昔の人の感性って、凄かったんだなって驚かされる。この角屋、第二次世界大戦中、解体の危機に見舞われたそうだが、奇跡的にそれを免れたらしい。こんな素敵な文化財が解体されずに今にその姿を留めていることには、感謝しかない。潰すのは、壊すのは、簡単だけれど、その行為が不可逆であることをぼくたちは強く認識しなければならない。色々と問題・課題はあるだろうけれど、できれば歴史を伝えてくれる建造物をそのままの姿で次の世代に繋いでいきたい。 ぼくたちの夏の京都の旅は、感性を刺激されまくった時間だった。そのエッセンスを少しでも、日常に取り入れられたら素敵だろうな・・・。 ![]() ![]()
by nishan-cordy
| 2023-09-18 19:02
| お出かけ
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