2023年 07月 30日
下鴨神社 みたらし祭
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長男坊家族にお誘いを受け、下鴨神社 みたらし祭に出かけた。

みたらし祭とは・・・
平安期の頃、季節の変わり目に貴族は禊祓いをして、罪、けがれを祓っていた。土用の丑の日に御手洗池の中に足をひたせば、罪、けがれを祓い、疫病、安産にも効き目があるといわれている。毎年、土用の丑の日に境内御手洗池に祀られている御手洗社において「足つけ神事」が行われる。老若男女が集まり、御手洗池で膝までを浸し、無病息災を祈る。(下鴨神社HPより)
なるほど、土用の丑の日 (前後10日間)に行われる足つけ神事か・・・。
酷暑の折、涼やかな神事に心惹かれて京都へと出かけた。


下鴨神社、10:00に現地集合。少し早めに着いたんだけれど、駐車場へ入る車で長い列が出来ていた。京都の神事を侮ってはいけないと、教えられた。

しばらく待って駐車場へ車を停め、無事長男坊家族と合流。早速、下鴨神社境内の御手洗池を目指す。やっぱり京都の人気神事は大勢の人を惹きつけるようで、ここでも長蛇の列。少しずつ進んで、祈願料(300円/1人)を納めて、ベビーカーを預けて、靴を入れるビニール袋を貰って、靴を脱いで、竹ひごの先につけられた蝋燭をもらって、いよいよ御手洗池に。

小さな橋の下の穏やかなスロープから、水へとアプローチする。ひんやりと言うより、冷たいと感じる。でも、不快じゃなく心地いい冷たさ。橋をくぐって水を進むと、日向に出る。そこまで進むと、水の温度は随分と緩く感じられた。蝋燭に火を灯し、燭台に献灯。御手洗池から上がり、サンダルを履いて、御神水を頂いて、ぼくたちの酷暑のみたらし祭りは終了。

下鴨神社に訪れたのも、みたらし祭に参加したのも初めてのこと。自宅から、60分もあれば十分に訪れることができる京都。もっと、身近に京都を感じるようにしよう。

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長男坊のお嫁さん(京都出身、お父さんは祇園祭に深く関わっておられる)に聞くと、夜に訪れるのがいいと。涼しいし、献灯の炎が優美で幻想的だとか。
来年は、お嫁さんのご両親も交えて、みたらし祭を夜に訪れてみたい。折角だからそれからみんなでご飯を食べて、ぼくたち夫婦は京都に1泊して京都の夜を存分に愉しむ。
祇園祭が終わって五山送り火までのこの期間、狙い目かも知れない。


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by nishan-cordy | 2023-07-30 17:20 | お出かけ | Comments(0)
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