2022年 07月 14日
固茹で玉子を初めて食す
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幼い頃、食わず嫌いが酷かった。見た目でどうも美味しそうじゃ無いなと感じると、全く口にしなかった。成長と共に食わず嫌いが治まって行ったと思ったら、その反動からだろうか今度はなんでも食べてみなと気がすまない様になった。それは食べ物だけに留まらず、なんでもやってみたい、見てみたい、聞いてみたいと、好奇心旺盛になっていった。好奇心旺盛と言うと聞こえはいいが、何にでも首を突っ込む大阪弁で言うところの『いっちょかみ』な嫌な奴だった様な気がする。

読書家というわけじゃ無いので、未踏のジャンルがあるのは当然。別に食わず嫌いってわけじゃ無いんだけれど、どうも触手が動かずに踏み入れられないでいた。その中でもこれまで全く興味がなかったジャンルに、なぜか突然惹かれて初めて手にしてみた。どうせならと、ぼくでもその名前は知っている超有名な私立探偵が初登場した作品を読んでみることに。この作品、書かれたのも初めての日本語訳が出版されたのも、ぼくの生まれる前のことらしい。そこで、熱烈なファンを多く抱えている作家が近年訳した本を選んだ。
50ページほど読んでみたが、あっという間だった。著者の文体がそう感じさせるのか、訳者の言葉選びによるものなのかは判らないけれど、ストーリー、描写、テンポ、セリフのある種仰々しさが心地いい。マイブーム到来な、予感がする。




by nishan-cordy | 2022-07-14 21:22 | | Comments(0)
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