2021年 10月 13日
手術
本日、次男坊手術。簡単に言うと膀胱のすぐ近くに開いた穴を塞ぐ手術で、尿の体内への漏れを防ぎ、最終的には膀胱ろうカテーテルを撤去して、自然に排尿できることを目指すための手術。12:30から手術の予定で、11:30に病院に到着。病棟に向かいナースステーションで、家族であることを伝えると、記帳と検温の後、デイルームで待機するように指示を受けた。コロナ対策で、病室の次男坊を見舞うことは出来ない。手術室に向かう時、その一瞬でも顔が見れたらとMamaのたっての願いで、早めに病棟を訪れたのである。しばらく待機していると、デイルームに次男坊がひょこり現れた。5日ぶりの対面である。暫く話をして、待機のため病室へと戻っていった。予定から遅れること75分、13:45に次男坊は歩いて手術室へと向かった。

予定の手術時間は6時間なので、予定通りだと終了は19:45。この時間が、結構辛い。遅い昼食のため院内のタリーズに2人で行った時以外は、ぼくかMamaのどちらかはデイルームで待機。ほとんの時間を、2人でデイルームで過ごした。持参した本を読んで、雑誌を読んで、時々机に突っ伏して仮眠をとり、手術の成功を祈り、時々訪れる悪い想像を払いのけ、たまにMamaと会話をし、その時を待った。何度も経験しているので慣れているつもりだったけれど、これまでの手術で一番長く感じられ、思っていたよりも疲れた。

19:45、Mamaが堪りかねてナースステーションに手術の状況を聞きに行った。確認してもらうと、予定通りの時間に手術は終了したとのこと。執刀医からの説明があるので、もう暫く待っているようにとのことだった。20:30、執刀してくださった泌尿器科の主治医がデイルームにお見えになり、面談室に移動して詳しい説明を受けた。ハードな手術の直後なのに、ゆっくり休んでくださいと申し訳なく思った。さて手術の説明だけど、患部や手術の様子をモニターに映し出し、白板にイラストを描いて頂いて詳細にして頂いたけれど、写真を見ても絵を見ても不慣れなぼくたちには今ひとつピンとこない。でも、手術の進行状況は把握できた。そして、手術がうまく行ったと言うことも、理解できた。『感覚的には、うまく塞がっていると思います』主治医の言葉が、ありがたかった。

その後、次男坊が明日まで入るHCU(高度治療室。ICU(集中治療室)よりもやや重篤度が低い患者さんを受け入れる治療施設)に先生と一緒に向かった。コロナ対策の関係で一人ずつではあるけれど、短時間面会をさせていただけるとのこと。まず最初にぼくが、交代してMamaが面会した。思っていたより元気で、これまでの手術とは比較にならないほどダメージが小さいことが見て取れた。二言三言言葉を交わしたところで、次男坊がベットの中から手を持ち上げ握手を求めてきた。こんなことは初めてで、とても嬉しかった。
『オレ、頑張ったで!』次男坊の手が、無言で語りかけてきた。

これで一つハードルを超えた。後は、穴がきっちりと塞がってくれることを祈るだけだ。
大丈夫、きっとうまくいく!


検査入院の結果(2021.4.20)


by nishan-cordy | 2021-10-13 23:19 | 健康 | Comments(0)
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