よし、これでOK！

実家のトイレに、手摺りが設置された。これまでは、介護用品が便器を取り巻くように付けられてたんだけれど、幸いそこまでの設備が必要ないほどまでばばの状態が回復して、介護用品を返却してその代わりに壁に手摺りを取り付けたのである。Mama曰く、これでトイレの掃除がしやすくなるとのこと。ばばにも快適な住環境となるのなら、これ以上のことはない。

歳をとると言うことは、これまで当たり前に出来ていたことが、出来なくなっていくこと。ならば、出来るように頼れるものに、頼ればいい。目が見え辛くなったので、眼鏡をかける。それと、何ら変わりはない。便器から立ち上がり辛くなったから、手摺りをつける。ただ、それだけのこと。以前のように出来なくなっている自分を卑下する必要など、どこにもない。それが、自然の流れなんだから。