Red or Blue

ぼくは、ベスト盤が好きではない。アルバムには、その時のアーティストの状態だとか、心情だとか、そう言ったストーリが紡がれている気がするから。だから、ヒット曲だけを寄せ集めたベスト盤は、どうも好きになれない。でも唯一、このアルバムだけは例外。

中学生の時、ジャケットの写真を見て、なんてオシャレなんだろうと感動したのを覚えている。こんな洒落た感覚と企画力を持てたらなって憧れた。この歳になって改めてじっくり見てみると、微妙にアングルが違うってことに気づいた。全く同じにしようと思えば出来たはずなのに、どうしてそれをしなかったんだろう？　赤と青、ついでに白も買っちゃうか？（笑）