2021年 02月 21日
Photo:悲しい色やね 昼前、Mamaが散歩に行こうと言い出した。昼食前に運動をして、お腹を空かしておきたいと。麗かな気候の今日、断る理由などどこにもない。Mamaと一緒となるといつものぼくのペースよりゆっくりになるだろうなってことで、OM-D E-M1 MarkⅡを一緒に連れていくことにした。 コースはぼくがよく行く河川敷のコースで、コーディーと散歩に行った思い出の道。堤防に上がる前に、もうすっすらと汗ばんできた。堤防に上がって、河川敷公園に降りて、川に一番近い道を一緒に歩く。昨日買ったフォレスターの話、次男坊がYouTubeで登録者が1,000人を越えた話、長男坊夫婦の暮らしの話、ばばの健康状態の話、ぼくたちの終の住処についての話。いろんな話ができて面白い。しばらく歩くと、河川敷公園の柵の向こう側の、川に運ばれてきた土砂でできた陸地の整備工事がされていた。かなりの面積で、木や竹が鬱蒼と茂っていた。浮浪者が住み着いていたり、野犬が巣くっていたりした。そのエリアの一部が、重機を入れて木や竹が伐採されていた。河川敷公園の側も、大きな木々が生い茂っていたエリアが伐採され、見晴らしがとても良くなっていた。治安という観点からは、随分良くなったんじゃないかな。 河川敷公園と川を隔てる柵を超えて、伐採が進む土砂でできた陸地を歩いてみた。流木がないかなと、思ったのである。ところがそこで見たのは、流木などではなくとてもたくさんのプラスチックのゴミだった。その他に、カセットコンロのガズボンベや空き缶なども見つけることができた。この景色を見て、本当に寂しい気持ちになった。上流から流されてきたものだろうけれど、こんなにたくさんのペットボトル、レジ袋、発泡スチロールを捨てた人がいる。これらのプラスチックは、分解して自然に帰ることがない。素人のぼくでも、明らかに環境に悪影響を及ぼすだろうと理解できる。軽くて、安くて、丈夫なプラスチック製品。プラスチックに罪はない。人間が、どう使うのか、どう扱うのかの問題である。 ぼくはできる限り本来の状態で、いい状態でこの地球を次の世代、また次の世代へと繋いでいきたいと思っている。ひとりの力など、たかが知れている。でもそう考えて、諦めるのは止めようと思う。自分の出来ることを、しっかりやっていきたいと思う。
Photo:折角、水はきれいになってきたのに・・・
Photo:重機の向こうに柵が見える。何十年も掛けて、土砂が運ばれてこんなに広大な陸地ができるなんて。
by nishan-cordy
| 2021-02-21 17:14
| 日々雑感
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