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2020年 09月 19日
頑張ることが『良い』とされればされるほど、頑張られへんことは『悪い』ことになる。若さを保つことが『良い』とされればされるほど、老いることは『悪い』ことになる。夢をかなえることが『良い』とされればされるほど、夢をかなえてへんことは『悪い』ことになる。人間の歴史が始まって以来、今ほど、ここの人間が夢をかなえてへんことが『悪い』とされる時代はあれへんかったで。今、世の中の人らが感じてる苦しみの多くはな、『夢』が生み出してんねんで。・・・夢とは、何かを強く望むということだ。それは同時に、何かを手に入れていない『今』を、強く否定することでもある。(304頁より抜粋) 歴史に名を残した偉人たちのように、大きななにかを成し遂げなければならない(そうするべきである)。大志を抱き、世のため人のために、その夢に向かって努力しなければならない(そうするべきである)。なにか向かって、邁進しなければならない(そうするべきである)。勉強会では、こんなことを教えられ続けてきたように感じる。ぼく自身も、そうあるべきだと信じていた。でも少し前から、ぼくの中に変化というか、疑問が生まれてきた。 大きな夢って、絶対持ってなければならないものなんだろうか? そんな大きな夢を見出せずにいることって、悪いことなんだろうか? そんな考えが浮かぶ度に、そう考えることは逃げてることだ、負けを認めることだって打ち消して来た。そんなことを繰り返しているうちに、モヤモヤとした感覚が心の中に満ちて行った。 仕事で頑張って、成功して、上場を果たした友人がいる。会社の売り上げを親から引き継いだ時の何倍にもして、企業規模をとてつもなく大きくした友人がいる。自分の会社は、こんなことをして世の中に役に立っていくんだと、懸命に日々を過ごしている友人がいる。そんな友人たちをみていると、彼らのような『夢』を持っていない自分が劣っているような、価値がないような気がしていた。彼らの成功や活動を、妬んでいるのとはちょっと違う。みんな本当に頑張ってたのを知ってるので、心から嬉しく思っている。でもその反面、自分はこれで良いんだろうかと、焦りを感じていた。 ショッピングセンターの本屋さんで、何気なく目に止まって、気まぐれに買ってみた本。この本に、今のぼくの心情に対する答えが書かれていた。こんなにタイムリーに、ぼくにとっての良書と出会えるとは、本当にラッキーである。世間一般で言う『夢』を持っていたとして、それが叶わなくても良い。世間一般で言う『夢』を持っていたとして、それを手放したって全く問題ない。世間一般で言う『夢』の定義じゃなく、自分なりの素直な気持ちで『夢』を求めていい。『夢』って、実はもうたくさん、叶ってるんだ。それを、忘れているだけだ。 この本のおかげで、アラ還のオヤジ、一皮剥けました!
by nishan-cordy
| 2020-09-19 22:50
| 本
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