2013年 11月 12日
おっさんも、大志を抱け!
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友人を訪ねて、仙台に行って来た。その友人とは9月にお邪魔した六丁目農園というレストランのオーナーで、障害者が生き生きと暮らせる社会を目指して日夜奮闘しておられる。(六丁目農園 参照) 彼の新しい取り組みが一つの形になったというので、見に行って来たのである。彼の考え、想いに賛同する同士が集い、素晴らしい取り組みが立派な形となっていた。ここで働いている人の約半分が、精神障害者。身体障害者や知的障害者はいない。一見すると、健常者と何ら変わらない。故の難しさもあるように、彼の言葉から感じ取れた。

次男坊が、来春就職する。それまでに点滴による水分の補給が必要ないまでに、回復出来るだろうか?本人も、少し不安に思っているようだ。彼が彼の持っている能力を生かすことの出来る職場と、巡り会うことが出来るのだろうか?もちろん健常な人でも、自分の能力を行かせる職場と出会うことは、なかなか難しいことかもしれない。障害者となれば、なおのことである。たまたまぼくが訪れた時、特別支援学校の生徒さんと父兄が見学に来られていた。彼がアテンドして、説明をしていた。その後、ぼくが『あのお母さんたちからすると、あなたは神様みたいなものやね』と言うと、大げさではなく本当にそんな風にお母さんから言われるらしい。だからしっかりと続けて行かなければならない、潰すわけにはいかないと言っていた。とても大きな意義ある事業に、彼は取り組んでいる。『思い続けてたら、それが不思議と叶うようになってきた』とも、彼は言っていた。大きな志に惹き付けられ、彼の周りには多くの人が集ってくるのだろう。おっさんも大志を抱けば、もう少しは社会のためになる仕事ができるのかもしれない。


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by nishan-cordy | 2013-11-12 23:55 | 日々雑感 | Comments(0)
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