本日、次男坊の内定式。病院から一旦自宅に戻り、リクルートスーツに身を固め、いざ内定式会場へ。
とこう書くととっても勇ましいイメージだけど、実際は病院まで迎えに行き、車で帰宅。帰宅後、少し横になって、時間が来るとスーツに着替え、再び車で内定式会場まで送り届けた。そこまでしなくっちゃいけないの?って思われるかもしれないけれど、一般の新卒君たちとは大きく状況が違う。着替えのときに見た足の特に太ももの細さに愕然とし、本当に洗濯板見たいな胸板に言葉をなくし、鎖骨の下に装着されている点滴のジョイントと右下腹部のストマーに、未だ健常ではないんだという現実を突きつけられた。今日は朝から点滴を十分に入れているので、暫くは問題ないとは思う。車で送り届けた後は、近くで万年筆のインクとボールペンの替芯を買って帰宅。帰宅後は、万一の連絡に備え、家で待機。内定式、結構長引いてるなって感じていた、16時前携帯が震えた。『迎えに来て下さい』 一瞬体が凍り付いた。了解とだけ返信をして、車に飛び乗った。途中電話がかかってきたので、車を停めて話をした。内定式の後、立食形式の懇親会が行われていて、いま抜け出してトイレから電話していると。これがきつかったらしく立っているのがやっと、時々へたり込んでいたらしい。それを見かけた会社の方が椅子を用意して下さって、ずっと一人で座っていたとのこと。最悪の状況ではない事にほっとしつつ、とにかく会場へと急ぐ。会場横の信号のところで、彼をピックアップ。次男坊に声をかけた。『だいじょうぶか!』すると彼からは、『自分が思っていた以上に、体力がなくなってた。水分不足のしんどさじゃなく、単純に体力不足のしんどさやから心配せんといて』 そりゃそうだろう、8月中旬に入院して2度の手術。そのほとんどを、ベッドの上で過ごしている。最近でもトイレに行くときと、院内のコンビニ行くときくらいしか歩く機会がない。1度目の手術の後、主治医から出来るだけ歩くようにと指示されていた。そうしないと、小腸の癒着の可能性が高くなるからと。手術後、翌日から彼は痛みと戦いながら歩いた。主治医の言葉通り、懸命に歩いた。でも癒着が、彼を襲った。この時から癒着部分を切除する手術までの、1週間から10日間が一番きつかった。言われた通りに歩いたのに、癒着が起こった。そこで一旦、次男坊の気持ちが切れてしまった。それ以来、一切歩かなくなった。少しは歩いた方が体力の維持につながるのにと思い歩くように勧めると、『またストマーが付いたから、歩く意味がない。医者の言う通りやったのに、よくならんかった。』とふてくされていた。それ以上は、言えなかった。でも今回、彼は自分でこう言った。『やっぱり、もうちょっと歩いとったらよかった。これからの1ヶ月は体力の回復に集中するわ。』人から言われるのではなく、自分で気付いた。この病気のお陰で、色々な事を学ばせてもらっている。本人も、ぼくも、Mamaも。