2017年 11月 25日
ふれあい
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Photo:この路地の向こうに、コンビニが


ぼくは、小さなアパートに住んでいる。道路を挟んで、コンビニがある。夜中にアルコールが切れた時や小腹がすいた時に、利用意させてもらっている。何度も通っているうちに、店員さんと顔見知りになった。名札を見ると、副店長さんってことが判った。お互い顔を知るようになって暫くして、いつものように夜中にハイボールを買いに行った。いつもと違ったのは、時間が朝方に近かったこと。レジにハイボールを出すと、『今日は、遅いんですね?』と、副店長が声をかけてくれた。『そうやねん、ちょっと遅いねん・・・』 ぼくが、返事をした。我ながら、もう少し洒落た返答が出来なかったのかと、少々へこんだ。それからは、コンビニに行くのが楽しくなった。副店長は夜の時間帯に入っていることが多く、ぼくが買いに行く時間帯と合致する。ちょっとした会話ともいえない、声の掛け合いが楽しいのである。いや正確には、嬉しいのである。

ぼくも少し、SNSってやつで戯れている。あまり頻繁に利用しないので、ツイッターはアカウントを削除した。インスタは、格好をつけなくっちゃ投稿できないってな雰囲気を感じたので、今は休止中。FBもアクティブに投稿することはしていないが、メッセージで仕事関係の人から連絡が来るので仕方なくアカウントは維持している。
このブログは、自分の気ままな場所として、ぼくにとっては重宝している。誰に見せる訳じゃなく、素のままの自分をさらけ出せる。ゲストの方には申し訳ないが、見たくなければ見なければいいだけのこと。それでも、見てみたいと思って頂けるのであれば、お越しいただけたらと思っている。
ぼくはそれほどないけれど、やっぱり色々な人がいて、色々な意見を、色々な表現でぶつけられることがある。そんなやり取りに、疲れることもあった。でも、自分のわがままな場所として、自分自身が楽しむ場所として、本当に日記だと思って記録している。それはそれで、ぼくにとっては愉しいものである。でもそんな煩わしさに嫌気をさして、webの世界から距離を置く人も出てくることだろう。実際、ぼくも一時期距離を置いた。それはそれで、いいことだと思う。

ド昭和なオヤジは、webの世界の簡便性、便利さもありがたいと思う。でもそれ以上に、生身の人間とのかかわりやふれあいや会話が楽しくてならない。要は、バランスなんだろうな・・・。リアルな世界と、バーチャルな世界。両方の世界を、行ったり来たりしていいんじゃないかな・・・。そしてその二つの世界は、白から黒にスッパッと変わるわけじゃなく、グレーな状態が存在するんだろなと思う。今のTVは電源スイッチを入れると瞬時に画面が現れるけど、ド昭和なオヤジが幼いころ見ていたTVは電源スイッチを入れてから、画面が現れるまでに暫くタイムラグがあった。うまく言えないけれど、そんなタイムラグが二つの世界の間にあっていいんじゃないかな・・・。

どんな事情かは知らないけれど、webの世界から距離を置こうとしている友人がいる。彼のブログのいちファンであるぼくは、見られなくなっていることがとても寂しい。同じように思っている人が、きっとたくさんいることだろう。いつかまた、彼のブログを喜々として拝見できる日が来ることを切に願っている。



by nishan-cordy | 2017-11-25 23:18 | 日々雑感 | Comments(0)
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