2017年 05月 18日
![]() 高松市上之町、そこでばばは生まれ育った。ぼくたち兄弟は、夏休みになるとばばの実家に泊まりに行くのが毎年の恒例行事だった。田んぼでカエルを捕まえたり、用水路におもちゃの船を浮かべたり、夕方にはお風呂を沸かすために薪をくべて火の番をしたり、当時栗林公園にあったプールにも良く連れて行ってもらった。ばばの両親が亡くなって、数年前に実家と田んぼは売ってしまった。ばばの弟の一人が、実家の道路を挟んで向かい側に住んでいて、その息子もその奥に家を建てて住んでいる。長らく上之町に戻っていないばばに今の姿を見せてあげたいと思って、休みを取って日帰りで香川県高松市に行くことになった。たまたま休みだった次男坊に話をすると参加することのことだったので、ばば、Mama、次男坊とぼくの4人でレガシーに乗って一路高松へ。 ばば以外の3人の目的は、本場の讃岐うどんを堪能する事(笑)。まずは、高速を降りて屋島へ向かい、以前訪れたことのあるうどん屋へ。江戸時代末期の藁ぶき屋根の民家を移築した店内は、ほの暗くていい感じ。4人いることだし、たらいうどんを注文した。店のメニューでは、家族うどんと言う名称だった。みんなでつつきながら、別に頼んだ天ぷら、稲荷ずし、おにぎりを頬張る。思っていたよりも量が多くって、久しぶりにお腹が120%になった。店を出て、すぐ隣にある神戸の異人館を移築して営業しているチールームで、コーヒーブレイク。腹ごしらえも終わって、いよいよ目的地の上之町を目指す。 ![]() ![]() ![]() ぼくが子供の頃とは全く街並みや道路が変わっているので、ナビに案内してもらって運転をした。上之町へと向かう昔の幹線道路に入ると、見覚えのある家や景色がそこここに。しばらく走ると、いまは新しい家が建っている以前のばばの実家に着いた。すぐ隣に駐車場があったのでそこに車を停めて、といってもコインパーキングじゃない普通の月極駐車場なのでぼくたちは車内に残って、ばばだけで懐かしい土地を散策してもらった。今浦島だと言っていたほどすっかり町は変わっちゃったけれど、それでも懐かしい道を歩いて昔の名残を懐かしそうに辿っているばばの姿に、運転の疲れも吹き飛んだ。Mamaが言うように久しぶりばばの天真爛漫な笑顔を見ることが出来て、ぼくたちもなんだか嬉しい気分になった。45年ほど前の小学生の頃、夏休みに弟と歩いた道を思い出した。 次いつ来られるのかはわからないけれど、また来たいなって思う。次来るときは目をむいて高速を飛ばすことなく、ゆったりと運転しよう。到着時間が20~30分遅くなったとしても、目をむいて飛ばしてる時の疲れを考えるとその方がいい。ゆったりと、余韻に浸りながら帰路に着くのが、こんなワンデートリップにはぴったりじゃないかな。
by nishan-cordy
| 2017-05-18 22:36
| お出かけ
|
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