2017年 02月 20日
戻って来い!
戻って来い!_b0116656_17105047.jpg

数日前、今年の函館マラソンの案内が届いた。ハーフだと何とか完走できそうだし、何より食べ物が美味しいし、出てみようかなって思わないでもない。でも、今年は不参加。日程的に難しいのと、結構な費用が掛かることも不参加の理由。昨年一緒に走った友人から、今年はどうするのってお誘いのメッセージが。『今年は、パスします』と返事をした。多分奴は、今年も走るんだろうなって思っていた。ぼくが昨年一緒に走った裏ミッションの、当の本人である。(函館マラソン、ハーフに出場、参照)

先週の水曜日、夕方奴のお姉さんから連絡が。その日は、ぼくも奴も平日の休日。奴はいつものようにジムで体を動かそうと、家を出た。医師から適度な運動を薦められている奴は、薬替わりだと言ってジョギングやジムで汗を流したりしていた。その日も、そうするつもりだったのだろう。ところが、家を出てしばらくして、倒れた。通りがかった人が救急車を呼んでくれたんだけれど、救急車が到着し応急処置で蘇生するまで約8分間心肺停止の状態だったらしい。何とか一命を取り留めたらしいが、8分間脳へ血液が流れていないので、ダメージがどれほどのものかが心配されるとのことだった。二度目の、心筋梗塞。あれほど、気を付けていたのに・・・。

昨日の夕方お姉さんから連絡を頂いて、奴の容体を聞かせてもらった。2日間の低体温治療は終了したけれど、いまだ高熱があり、脳も体もまだむくんでいるとのことだった。意識は麻酔で、まだ戻らないとのこと。完全に麻酔が切れてからでないと、脳にどのくらいのダメージが残るかわからないそうだとも仰っていた。お姉さんの最後の言葉が、すべてを物語っていた。

『なんとか戻って来てくれるのを、待つばかりです。』
今のぼくには、祈るしかすべがない。


by nishan-cordy | 2017-02-20 17:37 | 健康 | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード


<< プリクラッシュブレーキ、初体験      堤防で梅を愛でる >>