2016年 08月 16日
 お盆休み最終日の今日は、昨日のリベンジ。兵庫県立美術館で行われている、藤田嗣治展に行ってきた。ぼくは美術にはめっきり暗いんだけれど、この人の名前と特徴的なファッションは知っていた。でもどんな絵を描いている人なのかってことは、ほんの数点の作品しか知らなかった。細い線で輪郭を描いた絵がぼくはとても好きで、それを是非この目で直接観てみたいなって思ったのである。 美術音痴のぼくでさえ、この人の持つ圧倒的な表現力と画力に言葉がなかった。作品は時系列に展示されていて、その時代時代の作者の心理状態や取り巻く環境の変遷がとても興味深かった。特に、作者も戦争に翻弄された一人なんだと知ると、何ともいえない気分にさせられた。作品そのものは、ぼくの好みにどんぴしゃ。最後までしっかりと作品を観たのは、これが初めてかもしれない。展示室を出てレストランに入って、Mamaと感想を話し合った。その時のMamaの言葉が、ぼくにとってはとても印象的だった。 『この人って、とっても寂しい人だったんじゃないかな・・・』 展示室に掲示されている説明を全てきちんと読んだぼくには、Mamaの言葉の意味がよく理解できた。
Photo:同じ海と階段のある光景だけれど、大阪・南港とはどうしてこれほど雰囲気が違うんだろう?(笑)
 兵庫県立美術館には初めて来たんだけれど、とても空間に余裕があって素敵なところだった。静かだし、趣もある。著名な建築家の作品なんだろうかってMamaに聞いてみると、『安藤忠雄さんだったりして』って返ってきた。帰宅して調べてみると、ビンゴ!コンクリートの打ちっぱなしが随所にみられてそれっぽい雰囲気がしてたんだけれど、安藤忠雄さんにしては使うものにとても優しい建物だなって感じた。ここは、ぼくたちのお気に入り美術館に本日認定(笑)。また訪れてみたい、場所である。
兵庫県立美術館
by nishan-cordy
| 2016-08-16 17:03
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