2016年 07月 08日
来週、愛媛の松山に行く。仕事関係の勉強会(といっても、緩い会なんだけどね・・・笑)の例会が、彼の地で行われるのである。松山と夏目漱石について学ぶらしく、事務局から参考図書として坊ちゃんを推奨された。じゃってことで、読んでみた。 読書家では決してないぼくは、思い起こしてみるとまともに夏目漱石の本を読んだことがないことに気付いた。『吾輩は猫である』は、途中で断念した。『こころ』は、確か高校の時の夏休みの課題図書だった。読みたくて読んだわけじゃないので、全く頭に残っていない。文体がどうのだとか、表現方法がどうのだとか、そんなことはぼくには判らない。が、読み終えての感想は・・・、この本が何故それほどまでに有名で代表作の一つとしての地位を築いているのかが判らない。筋はいたって単純で、松山での出来事が綴られているだけ。ぼくの読解力が乏しいせいか、なんの変哲もない本としか思えないでいる。願わくは、松山での学びでこの作品の良さに気付きたい。 坊っちゃん 夏目漱石 著 角川文庫
by nishan-cordy
| 2016-07-08 14:26
| 本
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