2016年 04月 17日
ネコ
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夜中の2時、Mamaの声で目が覚めた。
『ここからやと、死んじゃうから!』 『もういいから、入っておいで!』 

もしや次男坊の具合が悪いのかと緊張したけど、どうやらそうでは無いようだ。なんなんだろうと布団から出て、声のする玄関の方へ行ってみると、野良猫が玄関先の柵の上に。ぼくたちが暮らしているのは、4階建てのマンションの4階。玄関先の自分のテリトリーに侵入者があったので、コーディーが激しく応戦体制に出たのである。とは言うものの、時刻は夜中の2時。さすがにこの時間に、好き放題吠えさせるわけにはいかない。迷い込んできた野良猫にとっても、もし万一焦って足を踏み外したら、いかに素晴らしい身体能力を持っていとは言うものの4階から落ちると悲しい結果になりかねない。興奮しているコーディーを落ち着かせ、家の中に入れた。しばらく見てみると、野良猫も落ち着いたのか、軽く身をひるがえし階段を伝って下の階へと走り去った。どうやら、ババの庭によく来る野良猫の様だ。今夜は少し足を延ばして、我が家まで遊びに来たのだろう。

昨今のブームに乗っかったって訳じゃないけれど、最近ネコに興味がわいてきていた。凛とした佇まいが、いいなって思っていた。散歩に連れて行かなくていいのも、魅力に思えた(笑)。ババの庭で、野良猫の親子をよく目撃した。かわいそうなことに、仔猫の方が目が不自由な様だった。できればぼくらで飼ってあげて、目の治療をしてあげればなってMamaと話をしたこともあった。その後、その親子の野良猫の姿を見なくなった。どこか、別の安住の地を見つけたのだろうか。もしかしたら野良猫にとってぼくたちが考えていたようなことが、大きなお世話なのかもしれない。今のところ、ぼくたちはネコに縁がないようだ。もっともコーディーが元気なうちは、ご縁があっても一緒に暮らせそうはないけどね。しかし自分よりずいぶん体の大きい犬に吠えられて睨まれても、声ひとつあげずにじっと相手を注視しているネコってすごいと思う。強い相手に、すぐに揉み手で愛想をしてしまうなんてみっともない。はい、反省します!(爆)



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by nishan-cordy | 2016-04-17 05:16 | with cordy | Comments(0)
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