2014年 06月 03日
氷川清話
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勝海舟(子母沢寛 著 新潮文庫)は、全6巻を読了。
なぜ読んだのかというと、氷川清話を読むため。

実は昨年暮れに、友人と共通の師匠と3人で食事をする機会があった。そこで話にあがったのが、勝海舟。師匠曰く、「数百年に一度の逸材」。そこまで仰るののならどれほどの人物だったのか、勝海舟を知ってみたいと思った。その話題にあがったのが、氷川清話。でもこれを読む前に勝海舟(子母沢寛 著 新潮文庫)を読んでおいた方がより深く理解できるとアドバイスを頂いて、じゃあってことで頑張って6巻を読了したって訳である。

で今やっと、氷川清話を読み進めている。はっきり言って凡人以下のぼくには、今のところ勝海舟の偉大さが全く判らない。もちろん歴史上の偉業に関しては、理解しているつもりである。でも、師匠が仰る「数百年に一度の逸材」てところまでを、感じることが出来ない。お妾さんを何人もかこって、晩年は同じ屋敷に住まわしていたっていう、女好きで、好き放題に生きた、ちょっと偏固でちょっとエロいオヤジって風にしか思えないでいる。この本を読み終える頃には、この印象がガラッと変わっているんだろうか?とにかく、もう少しこの人と付き合って行こうと思う。それにしても自らの読解力のなさに、ほとほとあきれ果てる(笑)。


氷川清話
江藤淳・松浦玲 編 講談社学術文庫


by nishan-cordy | 2014-06-03 21:07 | | Comments(0)
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