2013年 03月 28日
![]() 古き良き日本を再認識させてもらったって、なんだかほっこりした感情が沸き上がってくる読後感。きっとこの本に描かれている光景や日常が、いまでも日本のどこかにあるんだろうな。 人間の力って自然の中ではほんのちっぽけなもので、人間の出来ることなんて自然界の中ではとても限られていて、ましてや人間が自然をコントロールすることなんて出来るはずもなく、人間では理解できない様々な現象が自然界では起きて、そんな現象に恐怖し自分たちを納得させる為にヒトは神の存在を見いだした。地震も雷も、神々がお怒りになっていると考えた。そのメカニズムが解明された今日、神々の仕業ではないと多くの人が理解している。でもなんだろう自然に対する畏敬の念って言うんだろうか、ヒトが自然界の中で生かされていること、ヒトが自然界の覇者ではないと言うことをちゃんと心に抱いておかなければならないんじゃないかな。ぼくにもっと文才があって豊富な語彙を操る力があれば、もっと今の気持ちのままを表現できるんだろうけれど残念ながらそれは叶わない。自然に対して感謝の気持ちと謙虚な気持ちを持ち続けることが、ヒトが幸せに生きられる一つの方法なんじゃないかな。奢りや慢心は、天に唾するようなもの。自戒の念を込めて。 神去なあなあ日常 三浦しをん 著 徳間書店
by nishan-cordy
| 2013-03-28 22:44
| 本
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