2013年 12月 22日
12月4日am2:00頃、病院に担ぎ込んで緊急入院。一つの山と言われていた翌月曜日の9日を無事に向かえ生命の危機を脱し、少しずつ血液検査の結果も良くなってきた。点滴棒にこれでもかってくらいにぶら下がっていた各種点滴と点滴の速度を調整する機械もひとつふたつとはずされ、12日には自宅で入れているのと同じ点滴の状態に。腎機能の状態がある程度回復したら退院しましょうと、主治医から告げられた。一時は半分以上あっちに行きかけていた次男坊だけれど、主治医の適切な処置のお陰で、その状態から抜けるとそこからの回復は思っていた以上に早かった。13日夕方に病室を訪れると、日曜日に退院だと Mamaから聞かされた。『早っ!』って思ったけれど、医師の判断であるので間違いは無いだろう。と言うことで、15日に無事退院することが出来た。そこで今回の緊急入院を振り返って、次男坊と同じような状態にある方に参考になればと感じたことをまとめてみることにした。 (注:ぼくの経験に基づく感想なので、必ず医師に相談し医師の判断に従って下さい) 1.脱水状態に注意 大腸を摘出して腸が短くなっている人にとって、脱水状態は絶対に避けなければならない。人によってどのくらい大腸が残っているのかいないのか、小腸のどの位置からストマーに繋がっているのか状態が違う。たまたまうちの次男坊は胃から近いところの小腸からストマーに繋いだので、使っている小腸が短い。従って水分を十分に吸収できない。そこで、点滴で水分を補っているという訳である。水分が足りないと、疲れやすく腎臓の機能も低下するらしい。もし医師からカテーテルを入れて、自宅で点滴をと提案されている方がおられて、面倒くさいだとかなんとなく不安だとか言う理由で躊躇しておられるおなら申し上げたい。自宅での点滴は全く問題はないので、絶対医師の提案を受け入れるべき。キャスター付きの点滴棒もネットで検索すれば、オークションに結構な数が出品されている。それを利用すれば、点滴をしながらの自宅内での移動も問題は無いのは、うちの次男坊が証明している。 2.体調の管理を万全に これは健常な人にも言えることだけれど、体力を維持し、健全な状態に常にしておくこと。体力が低下すると、それまで押さえ込んでいた菌や病気が暴れだす可能性が高い。そうならないように、体力をキープすることが大切。特にこの時期、風邪には要注意。風邪は万病のもととはよく言ったものだと、痛切に感じる。 3.体調の変化には敏感に対応 今回の緊急入院も始まりは、熱と寒気だった。風邪だからとなめてかかっていたら、痛い目に合う。特に次男坊と同じような状態にある人は、発熱があったら躊躇せずに主治医に診てもらうようにされることを強くお勧めする。ただの風邪ならそれで良いし、もし風邪から他の病気が発症する可能性があるのなら主治医がすぐに処置して下さるだろう。だけれど普段診てもらっていない医者だと、まずは風邪と診断して様子を見ることになるだろう。それが、文字通り命取りになりかねない。次男坊の主治医からも言われた。発熱や異変があったら、たとえ夜中であっても躊躇せずに病院に来るよ言うにと。 今現在何かの病気で治療中や病後の療養中の方は、特に医師とのコミュニケーションを密にとっておくべきだと思う。当然その様にされているとは思うけれど、定期検診の際などに、どのような症状になったら病院に来るべきなのかと言うことを、医師と話をしてはいかがだろうか。それが一つの目安になって、ある意味安心できるかもしれない。健常な方にとっても、忙しいからとか、時間が取れないからと言って、不具合を感じていても医師にかかることをせずにいる方がいるかもしれない。だけれどその行動は、是非改めて頂きたい。医者に行く時間をとることによって、他の人に迷惑がかかると思っておられるかもしれない。それは全く間違った考えだと、ぼくは思う。あなたが病気になったら、その方がずっと周りの人に迷惑と心配をかけることになるんじゃないかな。 あなたの周りには、あなたを愛してやまない人たちが大勢いることに気付いていますか? あなたが病気になると、何も手につかなくなる人がいることに気付いていますか? 最後に、次男坊の緊急入院に際し、ぼくが抜けている間サポートしてくれた仕事仲間、予定のキャンセルに快く応じてくれた仕事関係の人たち、励ましてくれた友人たち、ぼくたちの精神的な支えとなってくれた身内、そして献身的に次男坊を支えてくれたMama、本当にありがとう。みなさんのお陰で次男坊が帰ってくることが出来たといっても、過言ではない。感謝という言葉では、とっても足りない。そして気付いた。次男坊の周りに彼を愛してやまない人が、とっても多くいて下さるってことを。だから、なにがあっても生きなければならない。決して諦めずに、生きることに執着しなければならない。皆さんを愛してやまない人が、皆さんの周りにたくさんいらっしゃる。だから皆さんも、一生懸命に生きて頂きたい。健康で、笑顔で、毎日を懸命に生きて頂きたい。ぼく? もちろん、そうします!
by nishan-cordy
| 2013-12-22 22:13
| 健康
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