卒園式

今日、姪っ子の卒園式。Mamaが義妹のヘアーセットをしに、朝早くばばの家に行っていた。Mamaは美容師でもなんでもない、ただの大阪のおばちゃん。そんなMamaに晴れの日のヘアーセットを頼むなんて、義妹はなかなか根性が座ってる。ぼくは式に行くことはしなかったけれど （幼稚園の体育館が会場なので、父兄が入りきれないキャパ。お邪魔になってもいけないので、ばば宅で甥っ子の子守） 、夕方からの食事会には喜んでお邪魔させていただく。さてそんな本日無事卒園した姪っ子の近況で、気になることが・・・。

夜中に何度も目覚めて、お母さんの所に行くそうである。なぜかと聞くと、 『お母さんが死んじゃってると嫌だから・・・。ちゃんと生きてるか心配になるから・・・。』 どうやらTVから流れてくる震災の目を覆うような惨状の映像を多く見て、情緒不安定に陥っているらしい。そういえばつい先日も、夜が怖いとぼくに言っていた。 『おじちゃんがついてるから、大丈夫だからね』 って話したけれど、ぼくが思っているよりも幼い心はダメージを受けているようだ。こんな経験をこれからいくつも重ねて成長していくんだろうけれど、おじさんとしては彼女を苦しめるようなことは少しでも排除してあげたいと思ってしまう。
そばに寄り添うことしかできない、なんて無力な存在なんだろう。