2011年 01月 23日
KAGEROU
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小学校の頃、本を読めとよく言われた。でも、ぼくは本を読むのが苦手だった。本を読んでいて面白いと思えたことはなかったし、何より200以上のページに書かれた文字を追いかけるのができなかった。登場人物の名前と関係を、頭に入れておくもの大の苦手だった。中学になって、ショートショートというジャンルがあることを知り、星新一の作品にはまって読み漁った。一つの話が30ページ前後で完結するのでとても読みやすく、内容も軽いSFなのでとても面白かった。


週末からの風邪が、完全に抜け切っていない日曜日。一応仕事で使っているノートPCと若干の資料を持ち帰っているが、とりあえず体調戻すことを最優先。ほとんどを、布団の中で過ごした。というもののそれほど眠れるわけでもなく、退屈していた。軽めの昼ご飯を済ませ、居間で昨日から読み始めた本をすこし手に取ってみた。その本とは、若手のスタッフが貸してくれた、 『KAGEROU』  いろいろと言われていた本だけれど、少し読むとぐいぐい引き込まれていく。結局、居間で読了。ぼくにとっては、とても楽しめた本だった。読み終えた感じとしては、星新一のショートショートを読み終えたときのそれと似ていた。


KAGEROU
齊藤智裕著 ポプラ社


by nishan-cordy | 2011-01-23 18:21 | | Comments(0)
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