2010年 11月 09日
淀川市民マラソン、結果報告
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11月7日、第14回大阪・淀川市民マラソンのフルマラソンの部に参加しました。その結果報告です。
目標は、完走。そう、完走が今回の目標。文字通り、歩くことなく走りきること。タイムは、二の次。
さて目標は、達成することが出来たのか否か・・・・。

今回は過去2回のレースを振りかえって、ある作戦をたてた。それは、 『後は野となれ山となれ作戦』 過去2回とも完走を意識して、かなり抑えたペース配分で前半を走った。でも、結局は半分を過ぎたあたりから、足や関節が痛くなったり、しんどさから気持が折れて歩きだす羽目になった。心肺能力的には、まだまだ余裕って自分じゃ思ってるんだけれど、筋肉の疲れや残りの距離を考えると疲れがどっと噴き出してつい歩いてしまう。それだったら、どうせ押さえて走っても歩きだすんだったら、行けることまでピッチを上げて行ってみたらどうだろうかと考えたのである。早いピッチで走った後は、ウソみたいにゆっくりしたピッチが楽だという事を、トレーニング中に発見した。また今回のスタート地点がぼくの自宅近くで、いつも走っているコースと言うこともあり距離のイメージがしやすい。そこでぼくが考えたシナリオは、5kmまでは目一杯のペースで飛ばす。6分/kmくらいで行きたい。ちょうどそのあたりで、普段は通行することが出来ない橋を渡って右岸に向かう。この橋に向かうスロープが急勾配&急カーブで、ぼくにとっては心臓破りの丘である。この心臓破りの丘を迎えるころからペースを落として、いつもの練習のときくらいの7分30秒/kmくらいでそのまま2Okm地点まで行く。20kmを超えると、もう一度ペースを少し上げて6分30秒~7分/kmで25km地点まで頑張る。そして25km以降はゴールまで、8分/kmのゆっくりしたペースで走る。これで行くと5時間少しで、ゴールできる計算である。計算通りに行かなかったとしても、6時間は十分切れる計算である。


0~10km  (10km通過タイム 1:02)
シナリオ通り、スタートから結構飛ばす。スタート直後と言うこともあって人口密度がとても高く、前を行く人を抜かそうとコース取りするのにかなり苦労する。それでも、かなりいいペースで走る。見慣れた景色だから、単調な河川敷のコースでも苦にならない。これまたシナリオ通りに、約5km地点の心臓破りの丘からペースをぐっと抑える。ちょっと抑えすぎたかなと思ったけれど、10km地点で時計に目をやると思っておたより早い。今回は何となくいい感じで、いいタイムでゴールできるんじゃないかといらぬ色気が頭をもたげた。

10~20km  (20km通過タイム 2:11)
はやる気持ちを抑えるのに苦労しながら、ゆっくりしたペースをキープ。15kmを越えたあたりで、右股関節に微妙な痛みを感じる。が、ここは根性。 「痛くない! 痛くない! 何かの思い違いや」 と自分に言い聞かせて右こぶしで太ももの外側を数回叩く。ペースがゆっくりなもの要因かもしれないが、このあたりで気持ちが緩む。さほどしんどくはないけれど、退屈になってくる。ちょっとペースアップしようかなって思ったけれど、シナリオを優先する事にする。

20~30km  (30km通過タイム 3:48)
ついに、その時がやってきてしまった。22kmあたりから、歩いてしまった。右足首の痛みと、退屈で緩んだ気持ちと、知らぬ間に蓄積していた疲労などが相まって、急にしんどさMAXに。でも心肺機能的には、それほど疲れやしんどさを感じていなかった。なぜ、歩きだしちゃったんだろう? やはり、足首の痛みが一番の原因だと思う。でも去年の歩きだしとは違って今回は後につなげるために、ここであえて歩いてでも足首を休めようという考えからだった。気持ちがとても、ポジティブだった。歩くことなく完走と言う目標は、ここでついえてしまった。でもここで無理をすると、歩いても完走も果たせるかどうか。無理せず歩くことで、結果去年より速いタイムでゴールできるかもしれない。この時は、言い訳上手なぼくも、 『これは、言い訳じゃない。戦略なんだ。』 って素直にそう思った。途中歩いた割には、ぼくにとってはこの10kmを1:37なら決して悪くない。この調子でいけば、去年果たせなかった6時間切りが達成できるぞと希望が心に灯った。

30~40km  (40km通過タイム 5:20)
22kmあたりから、歩きだした。でも500m歩いて、500m走るという繰り返し。あまり長い時間歩きすぎると、次に走り出すのが辛くなるからこのパターンで頑張った。でも右足首の痛みは軽くはならず、700m歩いて300m走る、800m歩いて200m走るというように、徐々に走る距離と時間が少なくなった。このあたりまでくると、周りでも歩いているランナーが多くなってくる。次の給水所まで歩こう、次の橋まで歩こうと次第に歩く距離が長くなる。でもどんなに多く歩いても、自分で決めたポイントまで行くと気持ちを奮い立たせてまた走る。走る距離が短くてもいいから、とにかく走る。なんとか6時間の壁は破りたい・・・、その一念がぼくの足を動かしてたのかもしれない。

40km~ゴール
40km地点の標識を見てからの、2.195kmのなんと長いことか。ふらふらの状態で見た、あと1kmの標識。最後くらいは、走ってゴールしたい。ゴール周辺の多くのギャラリー (当然、ぼくを見に来たわけではないけれど・・・笑) に力をもらった。確かに、力をもらったと感じた。ここまでこれたのも、給水所で水をいれた紙コップやミカン、バナナ、胡瓜、ミニアンパン (これが抜群に美味かった!ぼく、4個も食べちゃいました)などを準備してくれたボランティアの方々、コース横でライブを披露してくれたバンドや和太鼓のチームの方々、小旗を振って応援してくれた近くの幼稚園児のみんなと先生の方々 (かわいい手と、ハイタッチ! あっハイタッチは幼稚園児とね、先生じゃないですよ・・・笑)、コース横で励ましの声を掛けてくれた多くの一般ギャラリーの方々、そして東京から2人、静岡から1人、地元大阪から1人と一緒に走ってくれたドMな友人たちのお陰。みんな、ありがとう! 5時間39分、無事ゴール。

ぼくのようなランナー・・・、いやジョガー・・・、いやウォーカーにとっては、人間愛を全身で感じることが出来るのが、マラソン大会なのかもしれない。この日は、日差しがない曇り空だった。だからお気に入りのオークリーのサングラスはバッグの中に入れたまま、メガネなしでレースに臨んだ。でもやっぱりサングラスは、必需品だな。名前も知らない人たちからの応援に、うるうる来てしまうことが何度も。
年が明けるとすぐに49歳を迎えるぼくは、どうも涙腺が緩んできたようです。




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また走ろうな、ドMな友人たちよ!

by nishan-cordy | 2010-11-09 12:41 | マラソン | Comments(4)
Commented by minitowa at 2010-11-09 21:25
ヤッタ!完走!!ヤッタ!おめでとうございます!
マラソン。ドラマですねぇ~
走ってる姿を見てるだけで泣けることありますから~。
でもいい仲間と走れたなんて・・・感動です。。

それで?いつからまた練習を?(鬼)

Commented by nishan-cordy at 2010-11-10 10:56
ありがとうございます。なんとか、ゴール出来ました。
でもね、走り通せなかった事が悔しくて、気持はもう次に行ってます。 (笑)
マラソンの翌日にいつもの整骨院でメンテナンスしてもらったんですけどその時言われたのが、「今日も、走りました?すぐに走ったほうが、血流が良くなって疲労が取れるんですよ。軽く、走っとかないと・・・」 鬼先生です。 (爆)
Commented by tahoe at 2010-11-10 21:07
 にっしゃん、お疲れさまでした。
上出来じゃないですか〜、立派なもんだと思いますよ、本当に。
お仲間と一緒ってのもいい感じなんでしょうね〜。

それに、ニッシャンの周りには鬼ばかりってのも次に繋がりますね(笑)
Commented by nishan-cordy at 2010-11-11 19:28
tahoeさん、お久しぶりです。
実は自分でも上出来だって思ってるんですけど、時間がたつと走りきれなかったことへの悔しさが増幅してきて、現在リベンジ向けて気持ちは次のレースに行ってます。 (笑)
鬼さんたちが、思いっきり背中押してくれますんで・・・。 (爆)
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