オーシャンズ

どこの街にも、あるんだろうか？ ぼくの住む街には文化センターとよばれる施設があって、400席超のホールが併設されている。にーおーやじろじろが幼稚園の頃、学芸会などがここで行われたなじみのホールである。そこで映画の放映や落語会などが、時折行われている。名称はきちんと覚えて無いけれど、所謂友の会的な会員になっていると、映画の無料招待券がいただけるという特典がある。その特典で 『オーシャンズ』 を観て来た。

先に言っておくけれど、ぼくは映画評論家でもなければそのような評論をする立場にも無い。映画が始まって暫くは、Mamaと二人画面に魅入っていた。ごく単純に、綺麗な映像に魅入っていた。しかし結構お腹がすいていたし、若干の睡魔が・・・。おそるそる横のMamaを見てみると、彼女もこっくりしていた。 『お腹もすいてきたし、出ようか・・・』 というぼくの提案にあっさり同意してくれて、二人で文化センターを後にした。だからといってこの映画が、駄作だといっているわけではない。ただぼくたちには、駄作かどうか判断できるまで観ることが、できなかっただけである （笑）。

その後前から気になっていた、わが街のイタリアンレストランへ。思いのほか、大勢のお客さんで賑わっていた。料理はというと、ぼくたちの街のレストランと言う事で期待はしてなかったんだけれど、結構しっかりとした仕事をしていた。正直、期待をはるかに超えていた。帰り際にレジでオーナーと思しき人と、しばし話をしたが、やはり食材に対するこだわりは尋常ではなかった。ぼくたちのローテーション入りの、一軍登録の店に出会えた夜だった。映画はさておき （？・・・笑）、愉しい夜だった。