2010年 02月 21日
ぼくが最初に乗った車は、日産スカイライン。通称『ジャパン』と呼ばれていた5代目のスカイラインで、『ケンメリ』の後のモデルである。当時ぼくは考えられるすべての方法で親父の説得を試み、じっくりと時間をかけてくどき、かじれる限りのすねをかじりつくしスカイラインジャパンの新車をGETすることに成功した。お恥ずかしい話だが、とんでもない放蕩息子である。時間だけは腐るほどあったぼくは車に乗るのが楽しくて、よくMamaを大学まで迎えに行ってファミレスやら当時はやり始めていた 『カフェバー』 へと一緒に行ったものである。時間はあるがお金はないぼくには、カーオーディオを買えるだけの力がなかったので純正のチープな音で我慢していた。ジャパンの中で聴いたのは、もっぱらサザンの 『10ナンバーズカラット』 というアルバム。いつも車の中で、熱唱していた。お金はなかったけれど (今でも、それは続いているが・・・笑) 、とても楽しい時代だった。 ![]() 5代目スカイライン ジャパン ぼくが乗ってたのはこれの白 Mamaが通っていた大学も今では敷地も大きく広がり建物のも新しい立派なものが建てられ、ぼくが迎えにいていた頃の面影はなくなっている。昔は奥まったところにあった正門が、今ではバス通りにまで出てきている。そのバス通りを挟んだ反対側に、にーおーとじろじろが通った高校がある。大学時代Mamaを迎えに行ってた時、まさかその近くの高校に自分たちの子供が通うことになろうとは想像もしていなかった。 その高校で昨日卒業式が行われ、じろじろの3年間にわたる高校での学びが修了した。本当に、色々なことがあった3年間だった。最近時々思うことがあって、それは 『人生って、生きているって、愉しいことだな』ってこと。もちろん、辛いこと、悲しいこと、苦しいこと、泣きたくなること、情けなくなること、無性に腹立たしいことなど一般的な意味の 『楽しい』 ことばかりじゃない。でもそれらも含めて、なんていうんだろう上手くは言えないけれど、自分では思いもつかないことが起こり、不思議とそれらが何らかの形に収斂され、いつしか解決されてゆくように思える。だから、この次は一体何があこるんだろうと、とてもわくわくして待つことが出来る。たとえとんでもなく辛く、しんどいことが起きたとしても、これまでの経験でそれらもいつかは嘘のように穏やかにおさまっていくことを知っている。だから何が起ころうとも、恐れる必要はない。そう 『なるようにしか、ならん』 って。 さて、次はどんなことが、ぼくに起こるんだろう? 何が起きても怖がる必要は無いとは言うものの、出来れば楽しいことが起こってほしいな・・・(笑)。 まっ、いずれにせよ、これからもっともっと生きるってことを愉しもっと!
by nishan-cordy
| 2010-02-21 15:04
| 車
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